Symantec(TM) Encryption Desktop バージョン 10.3 Mac OS X 用 リリース ノート
Symantec Corporation の製品をご利用いただき、ありがとうございます。リリースノートには、今回のリリースの Symantec Encryption Desktop Mac OS X 用 に関する重要な情報が記載されています。この文書を最後までお読みください。
Symantec Corporation では、皆様からのご意見やご提案をお待ちしています。ご連絡の際は、「サポート情報」のセクションをご利用ください。
製品: Symantec Encryption Desktop Mac OS X 用
バージョン:10.3.2
警告:このソフトウェアの輸出は、米国政府によって禁止されている場合があります。
メモ:このマニュアルの最新バージョンは、Symantec Corporation サポート Web サイトの「製品」セクションでご覧いただけます。
このファイルの内容
- Symantec Encryption Desktop のバージョン情報
- 今回のリリースで変更された事項
- 追加情報
- 変更された機能
- テクニカルサポート
- 著作権および商標
Symantec Encryption Desktop のバージョン情報
Symantec™ Encryption Desktop, Powered by PGP Technology は、暗号化を使用して不正アクセスからデータを保護するセキュリティツールです。
Symantec Encryption Desktop は、電子メールでの送信中にデータを保護します。また、ハードドライブ全体を暗号化してすべてのデータを常時保護したり、仮想ディスクを使用してハードドライブの一部を暗号化し、機密データを安全に保存したりすることもできます。これにより、ネットワークを介して他のユーザーとファイルやフォルダを安全に共有できます。ファイルやフォルダを暗号化された圧縮パッケージに入れると、パッケージの配布やバックアップが簡単に行えます。さらに、Symantec Encryption Desktop を使用して、他人が機密ファイルを取得できないように細断処理をして安全に削除したり、ハードドライブの空きスペースを細断処理して保護されていないファイルの残骸が残らないようにもできます。
Symantec Encryption Desktop を使用して PGP の鍵ペアを作成し、個人用の鍵ペアと他のユーザーの公開鍵の両方を管理できます。
今回のリリースで変更された事項
このセクションでは、今回のリリースの Symantec Encryption Desktop における変更点について説明します。
Symantec Encryption Desktop バージョン 10.3 Mac OS X 用 の新機能
Symantec Corporation の実証済みテクノロジに基づく Symantec Encryption Desktop 10.3 Mac OS X 用 には、多数の改善点に加え、以下の新機能が追加されています。
Symantec Encryption Desktop バージョン 10.3.2 の新機能
- Apple Mac OS X 10.8.5 と 10.9/10.9.1/10.9.2/10.9.3 との互換性
このリリースでは、Apple Mac OS X 10.8.5 と 10.9/10.9.1/10.9.2/10.9.3 を実行しているシステムに Symantec Encryption Desktop をインストールできるようになりました(Mac OS X 10.8.2 と 10.8.3 を実行しているシステムでのインストールは削除されました)。
以前お伝えしたとおり、インスタントメッセージング機能は Symantec Encryption Desktop から削除されました。
Symantec Encryption Desktop バージョン 10.3.1 の新機能
- Apple Mac OS X 10.8.2、10.8.3、10.8.4 との互換性
このリリースでは、Symantec Encryption Desktop を Mac OS X 10.8.2、10.8.3、10.8.4 を実行するシステムにインストールできるようになりました。
メモ:Symantec Corporation は、Symantec Encryption Desktop の次の主要リリースでインスタントメッセージングクライアント機能のサポートを終了する予定です。
Symantec Encryption Desktop バージョン 10.3.0 の新機能
- Symantec 商標
PGP 製品は名前が変更されました。製品の旧名と変更後の新しい名前の詳細については、シマンテックのナレッジベース記事 TECH197084を参照してください。
- Apple Mac OS X 10.8 との互換性
このリリースでは、Symantec Encryption Desktop(旧名は PGP Desktop)を Mac OS X 10.8 (Mountain Lion) を実行するシステムにインストールできるようになりました。
解決済みの問題
今回のリリースで解決済みの問題の一覧については、シマンテックのナレッジベースを開き、TECH166098「Symantec Encryption Desktop Resolved Issues」を検索してください。
システム要件
- Apple Mac OS X 10.8.4、10.8.5、10.9, 10.9.1, 10.9.2, 10.9.3
- 512 MB の RAM
- 80 MB のハードディスク領域
Symantec Drive Encryption は、マスターブートレコード(MBR : Master Boot Record)の Symantec Drive Encryption 保護をバイパスして MBR への書き込みや修正を行うサードパーティ製ソフトウェアとは互換性がありません。
メモ:Symantec Encryption Desktop 10.3.2 のリリース以降、Symantec Encryption Desktop は、Apple Mac OS X システム上の Apple Boot Camp との互換性がなくなります。Apple Boot Camp によって有効になっている Macintosh システム上での Symantec Encryption Desktop 10.3.2 のアップグレードの詳細については、シマンテックのナレッジベースを開き、TECH212700「Apple Boot Camp によって有効になっている Macintosh システム上で Symantec Encryption Desktop をバージョン 10.3.2 にアップグレードする」を検索してください。
互換性のある電子メールクライアントソフトウェア
ほとんどの場合、Symantec Encryption Desktop は、 Mac OS X 10.8.4、10.8.5、10.9, 10.9.1, 10.9.2, 10.9.3 で実行されるインターネット標準ベースの任意の電子メールクライアントで問題なく使用できます。
- Apple Mail 5.x、6.x、7.x
- Microsoft Outlook for Mac 2011
Macintosh 対応ウイルス対策クライアントソフトウェアとの互換性
- Norton Antivirus 11 と Norton Internet Security 3.0 :電子メールを Symantec Encryption Desktop と併用するには、ノートンの[脆弱性保護]オプションを無効にする必要があります。これには、[自動保護]を選択してから[脆弱性保護]オプションを無効にします。[18130/2463322]
- ClamXav :ClamXav は、Mac OS X システムでは Symantec Drive Encryption と互換性がありません。[25682/2470635]
- VirusBarrier X6 :VirusBarrier X6 は、Mac OS X システムでは Symantec Drive Encryption と互換性がありません。 [28849/2473805]
インストール方法
オペレーティングシステムのアップグレードと同時にこのリリースをインストールする場合は、指示に続く注意事項をお読みください。
Symantec Encryption Desktop を Mac OS X にインストールするには、Java Runtime Engine (JRE) が必要です。システムに JRE が存在しない場合、Symantec Encryption Desktop のインストール中に JRE のインストールを促すメッセージが表示されます。JRE をインストールしないと、Symantec Encryption Desktop のインストールは続行されません。
Symantec Encryption Desktop を Mac OS X システムにインストールするには、次の操作を行います。
- Symantec Encryption Desktop ディスクイメージをマウントします。
Encryption Desktop.pkg
をダブルクリックします。- 画面上の指示に従います。
- 再起動するための指示が表示されたら、コンピュータを再起動します。
アップグレード手順を含む詳細については、『Symantec Encryption Desktop Mac OS X 用 ユーザーガイド』を参照してください。
メモ: お使いのコンピュータを Mac OS X のメジャーリリースにアップグレードして、このバージョンの Symantec Encryption Desktop を使用する場合、新しいバージョンの Mac OS X へのアップグレードとこのリリースのインストールを実行する前に、Symantec の暗号化ソフトウェアの旧バージョンをすべて確実にアンインストールしてください。また、アンインストールする前に鍵と鍵リングを確実にバックアップしてください。ディスクを暗号化した場合は、Symantec Encryption Desktop または PGP Desktop をアンインストールする前に、ディスクを復号する必要があります。
ライセンス
Symantec Encryption Desktop で使用可能となる機能は、ライセンスキーによって決定されます。 インストールが終了したら、セットアップアシスタントを使用して、Symantec Encryption Desktop ライセンスキーを入力します。 Symantec Encryption Management Server で保護されているドメインをお使いの場合は、Symantec Encryption Management Server 管理者が、Symantec Encryption Desktop インストーラをライセンスキーに沿って事前に構成していることがあります。
Symantec Encryption Desktop のライセンスと購入オプションの詳細については、シマンテックの Web サイトを参照してください。
追加情報
全般
- Symantec Encryption Management Server への登録:Symantec Encryption Management Server に登録するときは、有線接続を使用して内部ネットワークに接続されていることを確認してください。VPN 接続を使用すると (無線接続を使用した VPN 接続など)、書き込みエラーが発生し、登録が完了しません。[2899819]
- インストール :このバージョンの Symantec Encryption Desktop は、すべての旧バージョン PGP 製品だけでなく、PGP Universal Satellite 2.X にも上書きされます。これらの製品は、Symantec Encryption Desktop へのアップグレードの一貫として削除されます。[NBN]
- Mac OS X ソフトウェアのアップグレード:お使いのコンピュータを Mac OS X のメジャーリリースにアップグレードする場合、新しいバージョンの Mac OS X にアップグレードする前に、このソフトウェアの旧バージョンをすべて確実にアンインストールしてください。また、アンインストールする前に鍵と鍵リングを必ずバックアップしてください。ディスクが暗号化されている場合は、アンインストールする前にディスクを復号する必要があります。Mac OS X のバージョンをアップグレードしたら、Symantec Encryption Desktop を再インストールできます。
- Symantec Encryption Desktop バージョン 10.3 へのアップグレード:旧バージョン (10.3.1 など) からアップグレードした場合、Mac OS X システムを再起動した後に「updating boot cache」というメッセージが表示され、システムが停止したように見える場合があります。この問題が発生した場合は、システムをハードリブートで再起動してください。その後、システムは正常に起動します。[23955/2468906]
- Finder からのショートカット機能の有効化。Mac OS X 10.6 では、Finder からショートカットを利用する方法が変更されています。ファイルを暗号化または署名するため、あるいはディスクをマウントするためにショートカットを有効にするには、最初にサービス環境設定でキーボードショートカットを有効にする必要があります。これを行うには、システム環境設定を開き、[キーボード]オプションを開きます。[キーボードショートカット]パネルを選択して、ショートカットがあることを確認します。次に、暗号化または署名機能を実行するには、ファイルを選択し、[Finder]>[サービス]の順に選択して、適切なオプションを選択します。[18872/2464065]
- RAID ボリュームの使用:Mac OS X システムで RAID を使用する際には、次の問題が発生することが Apple により確認されています。RAID ボリュームを使用したシステムに Symantec Encryption Desktop をインストールすると、システムが正常にシャットダウンできません。ただし、システムをシャットダウンする前に、ボリュームをマウント解除することで、システムを正常にシャットダウンすることができます。[25694/2470647]
- ゼロバイト証明書ファイル。特定の状況下で、ゼロバイトの
cert*.pem
ファイルがディスクのルートに作成されることがあります。これらの一時ファイルはインストール完了後は使用されないため削除できます。 [29407/2474363]
PGP Keys
- 古いバージョンの PGP Desktop との相互運用性 :PGP Desktop 9.0.X では、1,024 ビットより大きいサイズの DSA 鍵はサポートされていませんでした。PGP Desktop 9.0.X のユーザーは、DSA 鍵のプロパティを正しく表示したり、DSA 鍵で署名を作成したり、DSA 鍵で作成された署名を検証したりできません。このバージョンとの相互運用性が重要な場合は、RSA 鍵、または1,024 ビットの DSA 鍵を使用してください。[27905/2472860]
- 鍵ペアへの予備復号鍵 (ADK) の追加 :予備復号鍵 (ADK) を鍵ペアに追加する際に、別の ADK を作成してその 2 番目の ADK を最初の鍵ペアに追加しないでください。[28420/2473376]
- ローカルの鍵リングの使用:Symantec Encryption Desktop では追加の鍵リングを作成できますが、Symantec は、製品のインストール時に作成したデフォルトの鍵リングのみ使用することを推奨します。Symantec Encryption Desktop で使用されるのはデフォルトの鍵リングだけで、他の鍵リングに保存されている鍵は使用されません。 [2577064]
PGP メッセージング
- 新しい Exchange メールアカウントの追加:Microsoft Exchange アカウントを Mail.app で追加する場合、Mail.app は自動的にサーバーの種類を選択し、そのメールアカウントに対して Exchange Web Service をポート 80 で使用します。結果として、Symantec Encryption Desktop はそのアカウント経由で電子メールをプロキシできません。この問題に対処するには、新しい Microsoft Exchange アカウントを Mail.app で追加する場合、電子メールアカウントを設定する際に、[続行]をクリックした後で Option キーを押したままにします。次に、IMAP を[アカウントタイプ]として選択できます。Mac OS X で Thunderbird 電子メールクライアントを使用している場合は、この問題は発生しません。
- BlackBerry ユーザーに送信された Thunderbird 電子メール :Thunderbird 電子メールクライアントの設定で、送信電子メールが HTML のみの形式で送信されるように設定されており、そのメッセージが BES ゲートウェイに届く前に Symantec Encryption Management Server または Symantec Encryption Desktop によって暗号化される場合、受信者はこの電子メールメッセージを BlackBerry で表示できません。この問題を回避するには、HTML のみの形式で電子メールが送信されないように Thunderbird 電子メールクライアントを構成してください。[16273/2461463]
- セキュアメッセージへのコメント追加:[セキュアなメッセージにコメントを追加]オプションを使用してセキュアメッセージにコメントを追加する場合、コメントが正しく表示されるようにするため、コメントフィールドには ASCII 文字で入力することを推奨します。[11127/2456310]
- S/MIME 署名入り電子メールメッセージ : 署名 X.509 公開鍵証明書が電子メールに含まれていない場合、Symantec Encryption Desktop で S/MIME 署名入り電子メールが処理されないことがあります。送信者がこのオプションを無効にしていない限り、ほとんどの場合、証明書は電子メールに含まれています。[9489/2454670, 9491/2454672]
- 自動モード :初期状態では、Symantec Encryption Desktop は自動モードでインストールされます。これは、必要に応じて環境に合わせて[環境設定]で変更できます。自動モードでは Mac OS X の組み込み型ファイアウォール機能が使用され、電子メールクライアントの接続が Symantec Encryption Desktop 経由でリダイレクトされます。特別な構成によっては手動モードを使用する必要があります。次の分類に該当する場合は、PGP 環境設定 ([メッセージング]>[プロキシオプション]>[電子メール]) で手動モードに切り替える必要があります。[NBN]
これには次のものが含まれます。
- 組み込み型のファイアウォールを別の目的で使用する必要がある場合。サードパーティのアプリケーションをインストールすると、システム環境設定の組み込み型ユーザーインターフェースより詳細な設定オプションを選択できるようになります。ただし、これらのソリューションに Symantec Encryption Desktop との互換性がある必要があります。Norton Internet Security 3.0 ではこれらの設定方法が使用されず、自動モードとの互換性がありません。
- 既に電子メール接続が SSH トンネルや VPN 接続を経由してリダイレクトされている場合。一部の VPN 接続は、Symantec Encryption Desktop の接続方向転換機能に支障をきたすことがあります。
- 自動モードは、メールサーバーも兼ねているシステムでは使用しないで、代わりに手動モードを使用してください。
- 複数ユーザーと自動モード:Mac OS X を搭載したコンピュータで、複数の Symantec Encryption Desktop ユーザーを簡易切り替えしている場合、Symantec Encryption Desktop で自動モードを最初に有効にするユーザーだけが自動モードを使用できます。その他すべてのユーザーは、手動モードしか使用できません。3 人以上のユーザーがいる場合、各手動モードのユーザーは固有のポートにバインドする必要があります。[3335/2448506]
- Mail.App により[サーバー <サーバー名> を使用してメッセージを送信できません。]というメッセージが表示されます。このメッセージは、Mail.App がデフォルトで強制的に電子メールの SSL を使っているため表示されます。この問題を回避するには、次の手順に従います。
1. Mail.App でメッセージを受信するとき、[SMTP サーバーリストの編集]をクリックします。
2. [アカウント]ウィンドウで、[詳細]タブをクリックし、[Secure Sockets Layer (SSL) を使用する]のオプションが選択されていないことを確認してから[OK]をクリックします。
3. [アカウント]ウィンドウを閉じます。
4. Mail.App で、[選択したサーバーで試行する]をクリックします。
エラーメッセージが表示されることなく、電子メールがセキュアに送信されます。 [2921285]
PGP Shredder
- シンボリックリンクの完全削除 :Mac でシンボリックリンクを完全削除すると、リンクされたファイルやディレクトリが完全削除されます。 [8922/2454102]
PGP Viewer
- 復号されたメッセージを受信箱にコピーMac OS X 10.8.4 では、暗号化された電子メールメッセージを Mail.app から PGP Viewer にドラッグアンドドロップして、メッセージを復号して表示できます。ただし、今回のリリースでは、PGP Viewer の[受信箱にコピー]機能を使って、復号されたメッセージを受信箱フォルダにコピーすることはできません。[3275948]
- ASCII 形式のテキスト: PGP Viewer は ASCII 形式のテキストの貼り付けはサポートしません。ASCII 形式のテキストを含む電子メールを復号するには、電子メールメッセージ全体を PGP Viewer にドラッグアンドドロップします。[23202/2468149]
- 復号されたメッセージの表示 :PGP Viewer に項目をドラッグしてもメッセージが表示されない場合は、PGP Viewer を再起動してその項目をもう一度ドラッグしてください。[22215/2467160]
- パスフレーズの入力キャンセル :項目を PGP Viewer にドラッグすると、パスフレーズの入力が要求されますが、ここで[キャンセル]をクリックすると、PGP Viewer を再度開始しなければならなくなります。これは、メッセージを復号するために、パスフレーズを入力できるようにするためです。[25390/2470342]
- PGP Viewer での添付ファイルの表示 :ファイルが添付された、署名のみのメッセージをメールアプリケーションの IMAP フォルダから直接ドラッグアンドドロップする機能は、このリリースではサポートされていません。ファイルが添付されたメッセージを表示するには、デスクトップにメッセージをドラッグアンドドロップしてから、PGP Viewer にドラッグアンドドロップします。また、メッセージを .eml ファイルとして保存してから、そのファイルを PGP Viewer にドラッグアンドドロップすることもできます。 [22806/2467752]
PGP Virtual Disk
- CAST5 暗号は利用できなくなりました。PGP Virtual Disk に対して CAST5 暗号を使用するオプションは、このリリースの Symantec Encryption Desktop for Mac OS X からサポートされなくなりました。この暗号を使用して仮想ディスクを暗号化した場合は、このバージョンの Symantec Encryption Desktop を使用してデータにアクセスできなくなります。Symantec Encryption Desktop for Windows または Symantec Encryption Desktop for Mac OS X の古いバージョンを使ってデータにアクセスする方法について詳しくは、シマンテックのナレッジベースにアクセスして、TECH204407「PGP Virtual Disk:CAST5 暗号のサポートが削除されました」を検索してください。[3123084]
- スリープ状態のディスクのマウント解除。今回のリリースでは、PGP Virtual Diskがマウント解除できない場合はコンピュータをスリープ状態にしないようにするオプションは機能しません。ディスクがマウント解除できない場合でも、システムはスリープ状態になります。[24818/2469770]
- PGP Virtual Disk の縮小:Symantec Encryption Desktop for Windows を使用して作成した、動的にサイズ変更する PGP Virtual Disk は、Mac OS X 10.6 システムにインストールした Symantec Encryption Desktop for Mac OS X を使用して縮小することはできません。[25293/2470245]
- 大文字と小文字を区別する、ジャーナル化されたファイルシステムの使用。MacOS Extended (Case-sensitive, journaled) としてフォーマットされた PGP Virtual Disk は、マウント時のシャットダウン中に問題が発生する可能性があります。コンピュータをシャットダウンまたは再起動する前に、すべてのファイルを閉じて仮想ディスクをマウント解除することを推奨します。 [26477/2471431]
Symantec Drive Encryption
- 暗号化と復号プロセスの停止:Symantec Encryption Desktop がディスクを暗号化または復号している間は、お使いの Mac OS X システムを再起動したり、シャットダウンしたりしないでください。もし、システムを再起動またはシャットダウンしようとして、実行できなかった場合は、システムをターゲットディスクモードで開始してください。[25451/2470403]
- 暗号化されたディスクの消去/再フォーマット :Symantec Drive Encryption で暗号化されたディスクは、必ず復号を先に行ってから消去または再フォーマットしてください。[24999/2469951]
- 下位互換性。Symantec Drive Encryption のこのバージョンで暗号化されたディスクには、Mac OS X のバージョン 10.0 または Windows のバージョン 9.9 以降を使用した場合にのみアクセスできます。[19875/2464814]
- 下位互換性。MBR パーティションスキーマを使用し、Symantec Drive Encryption のこのバージョンで暗号化されたディスクは、PGP Whole Disk Encryption の旧バージョン(バージョン 9.x 以前)ではアクセスできません。[19875/2464814]
- 高速ユーザー切り替え。Symantec Encryption Desktop の今回のリリースは Mac OS X での高速ユーザー切り替えには対応していません。[23655/2468604]
- 外部デバイス。外部ストレージデバイスとして使用する Samsung Omnia I900 電話に接続すると、カーネルパニックが発生し、デバイスがマウントされません。[24353/2469305]
- Universal ファイルシステム。 UFS としてフォーマットされたディスクはサポートされません。[23595/2468543]
- 日本語文字の入力。Symantec Encryption Desktop インターフェースは許可していますが、PGP BootGuard の認証で機能しないため、Symantec Drive Encryption パスフレーズを作成するときには日本語文字を使用しないでください。[18139/2463331]
- Mac OS X 10.5 および 10.6 の両方がインストールされたブートディスクの暗号化。Mac OS X 10.5 から起動したシステムは Mac OS X 10.6 のディスクを暗号化できません。この問題に対処するには、最初に Mac OS X 10.6 から起動します。その後で Mac OS X 10.5 のディスクを暗号化します。[20807/2465747]
- セーフブート :Mac OS X のセーフブート機能は、ディスク全体が暗号化されたブートディスクでは使用できません。PGP BootGuard 画面での認証後、セーフブートを実行するために Shift キーを押し続けてもシステムは起動しません。[17770/2462961]
- Symantec Drive Encryption とリカバリアプリケーション :(Alsoft の DiskWarrior などの) ディスクリカバリアプリケーションを実行する前に、必ずディスクを復号してください。[18157/2463349]
- 暗号化済みのパーティションまたはディスク :旧バージョンの PGP Desktop for Mac OS X (バージョン 9.x 以前) の PGP Whole Disk Encryption 機能を既に使用している場合は、バージョン 10.3 をインストールする前に非ブートパーティションまたはディスク (USB フラッシュドライブを含む) を復号する必要があります。復号しないと、これらの場所にあるデータにアクセスできなくなります。Symantec Encryption Desktop 10.3 for Mac OS X をインストールした後で、これらのパーティションやディスクを再暗号化できます。[NBN]
- システムパーティションの変更 :Symantec Drive Encryption で暗号化されたブートディスクでは、システムパーティションを変更しないでください。変更すると、次回の起動が正常に行われなくなります。暗号化されたディスクのパーティションを変更する必要がある場合は、先にディスクを復号してから、パーティションの変更を行ってください。
- サポートされているパスフレーズ用文字 :[12947/2458134, 18871/2464064] サポートされている文字は、次のとおりです。
abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
0123456789
`~!@#$%^&*()_+={}\|:;[]'"<>,.?/-
ほとんどの拡張文字 (ウムラウト文字など) および記号 (登録商標など) がサポートされています。
このリリースでは、コンピュータの起動時に、PGP BootGuard でセント記号を入力できません。
- 国際キーボードの使用 :各言語ではキーボードの名前が異なる場合があります。[英語 (米国 - インターナショナル)]を選択しても PGP BootGuard で動作しない場合は[米国]を選択してください。[26286/2471240]
- Mac Mini での Apple キーボードの使用 :Mac Mini でアルミニウム製の薄型新 Apple キーボードを使用した場合、起動時のサポートはありません。Mac Mini でこのタイプのキーボードを使用した場合、Symantec Drive Encryption のパスフレーズを起動時に入力することはできません。
- パーティションフォーマット :APM にフォーマットされたディスクは暗号化できません。GPT および MBR ディスクはサポートされています。[11025/2456207]
- Symantec Drive Encryption と NitroAV PCMCIA/Firewire 800 アダプタ :NitroAV PCMCIA/Firewire 800 アダプタを使用して MacBook Pro に接続されているリムーバブルデバイスは、現時点ではサポートされていません。[11936/2457121]
- ジャーナル処理されていないファイルシステムの暗号化 :Symantec Drive Encryption for Mac OS X は「ジャーナル化されていない」ファイルシステムはサポートしません。ジャーナル化されていないファイルシステムを暗号化しようとするとエラーが表示されます。重要なメモ :PGP Whole Disk Encryption for Mac OS X の以前のバージョンはジャーナル化されていないファイルシステムの暗号化を誤って許可していました。これらのディスクは復号し、バックアップして、ジャーナル化された Mac OS X のデフォルトに変換してください (大文字と小文字の区別なし)。[19866/2464805]
- リムーバブルドライブへの鍵の追加 :公開鍵をリムーバブルドライブに追加するには、必ず最初にその鍵を鍵リングに追加してください。公開鍵が鍵リングにない場合、リムーバブルドライブにその鍵を追加することができません。[20396/2465336]
- 暗号化の途中でのオペレーティングシステムの更新 :ディスクを暗号化している間は、オペレーティングシステムの更新が表示されても、インストールしないでください。もし、更新が自動的にインストールされた場合は、暗号化が完了するまで、コンピュータを再起動しないでください。[25451/2470403, 25612/2470565]
- Symantec Drive Encryption for Windows での Mac OS X 形式にフォーマットされた外付けドライブの暗号化。GPT (GUID パーティションテーブル) を使用して Mac OS X で作成されたドライブは、Microsoft Windows システムにマウントして使用できますが、そのドライブを Symantec Drive Encryption for Windows を使用して暗号化することはできません。この問題を回避するには、MBR パーティションを使用してディスクをフォーマットするか、Mac OS X でディスクを暗号化してください。[26460/2471414]
- Symantec Drive Encryption 機能と互換性のないソフトウェア :Symantec Drive Encryption 機能との互換性がないプログラムもあります。Symantec Encryption Desktop がインストールされているシステムにこれらの製品をインストールしないでください。また、こうしたプログラムがインストールされているシステムに、Symantec Encryption Desktop をインストールしないでください。
- Faronics Deep Freeze (全バージョン) [28392/2473348]
- PGP WDE コマンドライン :
- PGP WDE コマンドラインの stop コマンドにパスフレーズが必要 :--stop コマンドにパスフレーズが必要になりました。このコマンドを使用するスクリプトでは、パスフレーズを入力しないとエラーになります。[29822/2474778]
- PGP WDE コマンドラインの recovery-configure コマンドにドメインが必要 :ユーザーにドメインがある場合、--recovery-configure コマンドにドメインが必要になりました。このようなユーザーの場合、このコマンドを使用するスクリプトでは、ドメインを入力しないとエラーになります。[28656/2473612]
- Apple FileVault との互換性:Symantec Drive Encryption の機能は、Mac OS X の Filevault を使用して暗号化されたシステムでは有効になりません。これらのシステムで Symantec Drive Encryption の機能を有効にするには、FileVault による暗号化を無効にし、Symantec Encryption Desktop インストールパッケージを使用して Symantec Drive Encryption をインストールする必要があります。[2824065]
- Transcend USB ドライブの暗号化:Transcend 16GB USB ドライブなど、Symantec Encryption Desktop で認識されない外付けドライブを暗号化するには、Mac OS X ディスクユーティリティを使用してドライブのパーティション分割とフォーマットを行います。[2729560]
- バッテリ電源使用時の復号:バッテリ電源を使用している間はディスクの復号と暗号化を行わないでください。 [2734812]
テクニカルサポート
シマンテックテクニカルサポートは、世界中でサポートセンターを運営しています。テクニカルサポートの主な役割は、製品の特徴および機能に関する問い合わせに対応することです。テクニカルサポートグループは、オンラインナレッジベースのコンテンツも作成しており、シマンテック内のその他の部門と連携して、お客様からの質問に迅速に回答いたします。たとえば、テクニカルサポートグループは製品エンジニアリンググループやシマンテックセキュリティレスポンスグループと協力して、警告サービスやウイルス定義の更新を行います。
シマンテックが行うサポートには、次のものが含まれます。
- あらゆる規模の組織が適切な量のサービスを選択できるようにするための柔軟性を備えた幅広いサポートオプション
- 迅速に応答し、最新の情報を提供する、電話や Web によるサポート
- ソフトウェアアップグレードを配信するアップグレード保証
- 購入したサポートに応じて地域の営業時間内に、または 1 日 24 時間、週 7 日利用できるグローバルサポート
- アカウント管理サービスを含むプレミアムサービスの提供
シマンテックが提供しているサポートの詳細については、次の URL を使用してシマンテックの Web サイトを参照してください。
www.symantec.com/business/support/
すべてのサポートサービスはサポート契約とその時点でのエンタープライズテクニカルサポートポリシーに従って提供されます。
テクニカルサポートへのお問い合わせ
現在有効なサポート契約をお持ちのお客様は、次の URL に記載のテクニカルサポート情報をご利用いただけます。
www.symantec.com/business/support/
テクニカルサポートにご連絡いただく前に、製品マニュアルに記載されているシステム要件を満たしていることを確認してください。また、問題を再現する必要が生じたときのために、問題が発生したコンピュータを参照できる状態でご連絡いただけますようお願いします。
テクニカルサポートにご連絡いただく際は、次の情報をご用意ください。
- 製品リリースレベル
- ハードウェア情報
- 使用可能メモリ、ディスク領域、NIC 情報
- オペレーティングシステム
- バージョンとパッチレベル
- ネットワークトポロジー
- ルーター、ゲートウェイ、IP アドレス情報
- 問題の説明:
- エラーメッセージとログファイル
- シマンテックにご連絡いただく前に実行したトラブルシューティング
- 最近行ったソフトウェア構成への変更とネットワークへの変更
ライセンスと登録
シマンテック製品の登録やライセンスキーが必要な場合は、次の URL からテクニカルサポート Web ページを開いてください。
www.symantec.com/business/support/
カスタマーサービス
カスタマーサービス情報は、次の URL からご覧いただけます。
www.symantec.com/business/support/
カスタマーサービスは、次のような、技術的な問題以外に関するご質問に対してサポートを提供いたします。
- 製品ライセンスやシリアライゼーションに関する質問
- アドレスや名前の変更など、製品登録の更新
- 一般的な製品情報(機能、利用可能な言語、地域のディーラー)
- 製品更新とアップグレードに関する最新情報
- アップグレード保証とサポート契約に関する情報
- シマンテック購入プログラムに関する情報
- シマンテックのテクニカルサポートオプションに関するアドバイス
- プリセールスに関する技術的な内容以外の質問
- CD-ROM やマニュアルに関連する問題
サポート契約リソース
既存のサポート契約についてシマンテックにお問い合わせいただく場合は、次のお客様の地域のサポート契約管理チームまでご連絡ください。
アジア太平洋地域と日本 |
customercare_apac@symantec.com |
ヨーロッパ、中東、アフリカ |
semea@symantec.com |
北米、中南米 |
supportsolutions@symantec.com |
著作権および商標
Copyright (c) 2014 Symantec Corporation.All rights reserved.Symantec、Symantec ロゴ、Checkmark ロゴ、ノートン ゾーン、PGP、Pretty Good Privacy、および PGP ロゴは、米国およびその他の国における Symantec Corporation またはその関連会社の商標または登録商標です。Java は Oracle 社および/またはその関連会社の登録商標です。他の名称は各所有者の商標である場合があります。